弁天島アマモ場観察会 アマモの林の宝物
「さあアマモの林をすくってごらん!」
NPOはまなこ里海の会の「
弁天島アマモ場観察&ガザミ放流会」
に参加した子供たちが元気にタモ網ですくいはじめます。
そっと歩いただけでも足元の浅瀬に広がるアマモの林からピンピ
ンと小魚たちが泳ぎ出しています。
案内の窪田先生に習って、アマモの林を走ってすくいます。
その網の中に小さな宝石たちが跳ねています。
観察は親子一組でおこないます。
タモ網の中で跳ねる宝石たちはこうして透明なボウルの中で観察
するのです。
最初はヤドカリや小さなカニから、次第に小さな魚たちも網に入る
ようになります。
「珍しいものが入りました!」
子供たちが呼べば窪田先生が海の生き物を解説してくれます。
「これはヨウジウオだよ、タツノオトシゴの仲間なんだ」
弁天島のアマモ場に大きな歓声があがります。
アマモ場にはたくさんの海草が生えています。
大きなアオサを採ってくれば、アマモと同じ海の生き物のゆりか
ごなのです。
さて何が見つかるでしょうね。子供たちは夢中になっています。
そしてかつての子供だった私たちも夢中になるのです。
※取材協力:
NPOはまなこ里海の会
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