浜名湖あさり荷揚げ場 浜名湖の貝たち
静岡県の漁港のうち、舞阪港や新居港、雄踏港、鷲津港などを含
む浜名湖の港が最も漁船の所有数が多いと言われています。
浜名湖で通年の採貝漁(あさり漁)に従事する船が多いことで静岡
県一となっています。
村櫛港内にあるあさりの荷揚げ場には、あさり以外の貝も集まって
きます。漁師さんはあさりを船上で選別し、それ以外の貝や、害を
する貝を持ち帰ります。
白い貝柄に深い筋を持っているのは「サルボウ」です。
調べれば、缶詰の赤貝の材料はこれだそうで、おいしい貝ですので、
浜名漁協の婦人部のみなさんが、
えんばい朝市でおいしい串揚げな
どにして出品しています。
今週末の「えんばい朝市」でお試しください。
この貝は見事な大きさながら、漁師さんは「まんじゅう」と呼んでいる
貝で「おいしくないよ」ということでした。
調べてみると「シオフキ」という貝に似ています。
潮干狩り場でもみかける貝がこれでしょうか。
この写真はさまざまな貝を並べています。
後列の巻貝が、「ニシ」と呼ばれる「アカニシ」、これもあさりを食害す
る貝ですが、茹でてから取り出し、刺身にすればサザエにも負けない
味を持っています。
野趣がある味は浜名湖周辺の居酒屋さんなどでも浜名湖の肴として
珍重されています。
あさりの荷揚げ場にさまざまな貝が集まるのは、あさりと選別し、別に
持ち帰り、あさりをを守る漁師さんの気持ちが集まっているからなのです。
次回はあさり漁の道具を紹介いたします。
※取材協力:浜名漁協
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