舞阪港カツオ漁 僚船と競う海域

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年06月03日 14:15



黒潮強く流れるはるか南の海域で、舞阪のカツオ船団はエンジン
を唸らせながら曳き縄を曳き、カツオを取り込み続けます。
停まることなどないのです。

まだ朝とはいえない時間に真っ暗な海に出漁した船団はその日の
目的地をほぼ同じくする。
けれど黒潮に達する頃には広く展開して可能性を広げています。



トリヤマを見つけた船が四方から集まりはじめ、哲昌丸は舞阪港の
僚船と遠い黒潮の海域で出会います。

「報神丸です」

今年初めてのカツオを舞阪港で見せていただいた後藤船長の船が
やってきます。
遠くはるか南の海で舞阪港でお話する船長の船に出会うことは不思
議でもあります。水平線の彼方からその姿が急に現れてくるのです。



赤い引き縄棹の船、前回までのカツオ漁取材「漁徳丸 黒潮のカツオ
」のエージ船長が船尾からカツオを取り込んでいます。
前回までは乗船しているため、漁徳丸全体を見ることができませんで
したが、うれしいその姿をカメラで追うことができました。

どの船も大きなカツオの群れの中、接近に注意しながらの操業が続き
ます。



刺し網漁を取材させていただいている「漁堅丸」の中塩船長が手を挙げ
て挨拶に応えていただきました。

舞阪はるか南、黒潮の中で出会う僚船のうれしさ、夢中で写真を撮りな
がらその雄姿、その活躍、大漁を祈るのです。

誰もが競ってカツオを取り込み中、哲昌丸の船中も黒潮のカツオまつり
がはじまっています。

※取材協力:哲昌丸

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