南浜名湖あやしい探検隊さらに南へ3

イチロー@南浜名湖.com編集長

2011年04月25日 11:28



南浜名湖のあそびを紹介するならば、眺めていないで突撃す
べし!

南浜名湖あそび隊内あやしき探検隊は今切口から海に向かう
千葉丸の大場船長のご厚意で刺し網漁に同行させていただき
ました。

刺し網漁は前日に昼間仕掛けた網を真夜中に巻き上げる漁、
揚げるのに一時間を要するほど長い網を使います。

碇を基点に高さ1.8mほどの網が海の底に立つ、泳いできた
魚は粗い目の網につっこんで動けなくなってしまうという
網です。



高級なワタリガニがかかります。漁が少なくなったと言わ
れるワタリガニは浜名湖舞阪港をイメージするカニです。
その他に甲羅にHの字が浮かぶ通称Hガニも揚がります。



浜の投げ釣りで狙う美味しいイシモチがあがります。
ホウボウが「ボウボウ」ならばイシモチは「グウグウ」と
鳴くのです。

刺し網はさまざまな魚が獲れるから面白い、ただ見てるだ
での探検隊は「これなんですか!」「わっ気持ち悪い!」
「海って気持ちいいですね」などとうるさいこと。

大場船長にご迷惑をかけてしまいました。

さあ!3時間の漁が終わります。船はまた遠州灘から今切口
の灯台を目指し舞阪港に帰港します。

真っ暗な海にゴオンゴオンとエンジンがうなり走りますが
周りの船をレーダーで注意しながら進みます。

「船長!3時の方向に敵巡洋艦発見!」帰りとなれば安心
して口が軽くなるあやしい探検隊なのでした。

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