イシガニは美しく小さなファイター 二つ割りでカニ汁

イチロー@南浜名湖.com編集長

2025年05月06日 06:30



浜名湖・遠州灘のカニ

南浜名湖はカニの産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は多くのワタリガニ類などが海と行き来し育ち、深海にもつながる舞阪沖からは深い海のカニが揚がります。

ここでは市場に揚がる浜名湖のカニと海のカニのうち合計16種を紹介しています。

浜名湖には「イシガニ」の名を持つカニが数種類棲んでいます。

マチョな甲羅を持ち、美しいハサミ脚を振りあげて威嚇するイシガニを見たら二つ割りで椀に入れようと思うべし、ワタリガニほど高くありませんから

数が買えればたっぷりのカニ汁を楽しめます。



イシガニ(一部コウマルと呼ぶことも、ドウマンもコウマルと呼ぶ場合も)には2種類の甲羅があり表面が黒・緑光するものとザラザラのものが浜名湖の雄踏・鷲津市場などみ混ざって水揚げされます。

イシガニも最後端の足先がボートのオールのような遊泳脚となっていますからガザミなどワタリガニなど泳ぐjカニの仲間だといえます。

ワタリガニと見れば蒸す・茹でてごちそうにしますが、イシガニは割って椀からはみ出させるカニ汁がよろしい。

よく洗い、二つに割って味噌を投入した汁にするだけ、優美な甲羅を鑑賞しながら汁にとろけだしたカニ汁のうまさ、身をほじる楽しさは格別のものがあります。

見つけたらカニ汁、おススメします。

南浜名湖あそび隊!

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