ワタリガニであってイシガニでもある ツブワタリイシガニ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2025年05月02日 06:30



浜名湖・遠州灘のカニ

南浜名湖はカニの産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖は多くのワタリガニ類などが海と行き来し育ち、深海にもつながる舞阪沖からは深い海のカニが揚がります。

ここでは市場に揚がる浜名湖のカニと海のカニのうち合計16種を紹介しています。

さて、泳ぐことができるカニをワタリガニ類、その中にはイシガニ類もありますと紹介していますが、浜名湖で少量獲れるどちらの名前も持つカニがツブワタリイシガニです。



ワタリガニ同様に最後端の足先がボートのオールのような遊泳脚を持ち、このカニはイシガニの特徴である鋭い爪を持っています。

さらに美しいツブツブを持っています。多く獲れないためにまとまって揚がることはありませんが、漁師さんに見せていただいたカニを撮らせていただいています。

甲羅の表側はザラザラタイプのイシガニのよう、1枚目の写真でお分かりのように大きさもあり、充分に蒸す・茹でるでいただけます。

もちろんイシガニといえば二つに割ってのカニ汁です。ブツブツもあり鋭い爪が見栄えがよさそうですね。

浜名湖の雄踏・鷲津市場などにときたま水揚げされます。

南浜名湖あそび隊!

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