カワウの大群 一年で最も寒い季節の弁天島
この写真は過去同時期のアーカイブで本日は雪ではありません。
南浜名湖は海の産地、潮の満ち干を利用して海の魚が行き来し育つ浜名湖は海ともいえる湖です。
しらす漁は1年の漁期を終えて3月半ばまで休漁期となり、同じく雄踏・鷲津などの浜名湖の漁も漁期を終えて4月を待ちます。
出漁するのは舞阪漁港のトラフグ漁や底曳き漁のみ、今切口も静かな冬がはじまっています。
一年で最も寒い時期に営巣して子を産み育てるのがカワウたち、弁天島のいかり瀬にはカワウの大群がやってきています。
瀬の形どおりに波打ち際に集まればまるで無精したあごヒゲのようにも見える大群の来襲です。
網漁が漁期を終えても育てる漁業はまさに旬、この冷たい海に浜名湖海苔漁師さん、牡蠣漁師さんの船が行きます。
夜明け前から働く漁師さんの、船の吐く息の色が白く風に飛ばされています。
カワウの大群を育む今切近い弁天島、冬豊かな浜名湖の景色です。
南浜名湖あそび隊!
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