舞阪漁港に春の勢い!舞阪もちかつを揚げる
南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の最南端の舞阪漁港は、3月解禁の活マダイ漁賑わう中、早くも次の季節を示すあの勢い漁がはじまろうとしています。
活マダイのタイ網漁6艘、サヨリ漁1統、底曳き漁1艘にサワラ曳き縄漁2艘の出漁に加わった2艘のかつを船の出漁です。
舞阪漁港の計量場に張り出された出漁表は横に魚種別、縦に出漁(可能)船名が並び、早暁に出漁した船が赤マジックで囲まれています。
先月までのトラフグ漁が消え、左から魚曳き(タイ網漁)・新たにカツオ漁・サヨリ漁(二艘曳きのため連名)・カニ(沿岸刺し網漁)・底曳き漁に底縄と書かれたアカムツ漁が並んでいます。今日は表にないサワラ漁への出漁もあったことがわかります。
舞阪漁港にいけばまずこの出漁表を見て水揚げ魚種や漁を想像します。
昨年は平均的に6月で終わる舞阪もちかつを漁がなんと冬に入った頃まで続いた舞阪漁港、今年は3月19日の今日、早くも初水揚げとなりました。最大1.8キロとまだまだ小さく、数は少なかったものの今年の漁を予感する水揚げとなりました。
舞阪もちかつをとは魚種のことではなく、釣った後の手当の品質から硬直前のやわらかいままのかつをを水揚げされたものを呼んでいます。
今年の舞阪もちかつをのハシリの水揚げに大きく期待が上がった舞阪漁港でした。
舞阪漁港の水揚げの状況は「
海老仙 浜名湖遠州灘の魚介類・うなぎの販売」をご覧ください。
※取材協力:浜名漁協
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舞阪漁港市場のお魚さん
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