舞阪漁港タイ網漁(3月11日)の活魚・鮮魚・モンコウイカ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2018年03月13日 10:08



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の最南端の舞阪漁港は春のタイ網漁で活マダイ・ホウボウやチダイなどの鮮魚、早くもモンコウイカなどを水揚げしています。

11日の日曜日は5艘のタイ網漁船が出漁、午前遅くからの水揚げは「活かし」と呼ばれる活魚の水揚げからはじまります。

タイ網漁は二艘の船で一枚の網を曳き、洋上で網を巻き上げ、活かしで運ぶマダイ・クロダイ・スズキなどを船首デッキ下にあるカンコウ(生け簀)に放ち、舞阪へ活きのよいままの魚を運びます。

カンコウを大ダモですくえばマダイ・クロダイのほか、イシダイやウマズラハギなどが混ざります。



活かしの競りが終われば続くのが鮮魚の仕分けと競りです。洋上でしっかりと氷で締められた魚を鮮魚と呼びます。

市場に備えられた選別台に山とあけた中にはマダイやチダイ、ホウボウ、マトウダイなどが混ざります。



遠州灘の春、産卵のために遠州灘の岸辺へ浜名湖へとやってくるモンコウイカやアオリイカが獲れ始めています。
モンコウイカが浜名湖に入るのも近そうです。

舞阪漁港のタイ網漁、21日からのシラス漁が揃えば舞阪の春の勢いのはじまりです。

舞阪漁港の水揚げの状況は「海老仙 浜名湖遠州灘の魚介類・うなぎの販売」をご覧ください。

※取材協力:浜名漁協 
舞阪漁港市場のお魚さん

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