舞阪漁港の赤い華 ノドグロ広げる市場の床

イチロー@南浜名湖.com編集長

2018年02月26日 18:23



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の最南端の舞阪漁港は、遠州灘の深みからアカムツ(ノドグロ)が揚がる産地市場です。

エサを付けた枝バリが連なる底はえ縄を遠州灘の沖の深みに降ろして釣り揚げるアカムツ漁に今日は2艘が出漁、舞阪港豊國丸・栄洋丸の水揚げが春を思わせる舞阪漁港の午後に赤い大きな華を咲かせました。



沖から凱旋し舞阪漁港に横付けした豊國丸の高倉船長は釣りあげたのはアカムツやメキュウ・ニベなど。
氷をしっかりと効かせた大型クーラーが開けば舞阪に華が咲いたような輝きに驚きます。



はえ縄を巻き上げながら船を進める洋上では魚を揚げるだけで精一杯です。

アカムツ漁では港に着いてから、市場スタッフのみなさんが洗い清めた床に大きく広げ、扱いの良さを披露しながら魚種・大きさに分けて計量にかけ競りとなります。



計量札を受け取り・数を書いた札を付けて競りがはじまります。

アカムツは揚げたばかりより、捌いてから寝かせて最上の味として食べるのがよし、明日以降に楽しむ舞阪漁港のアカムツにご注目ください。

※取材協力:浜名漁協 舞阪港豊國丸
舞阪漁港市場のお魚さん

関連記事