舞阪漁港アカムツ漁 豊國丸凱旋

イチロー@南浜名湖.com編集長

2018年01月23日 14:31



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の最南端の舞阪漁港の冬は遠州灘で操業するアカムツ漁師さんの水揚げする産地市場です。

大荒れとなる前の昨日、高倉船長の舞阪港豊國丸が出漁、午後の舞阪に凱旋しました。市場に横付けした豊國丸の水揚げから競り場までを紹介いたしましょう。

高倉船長らは遠州灘沖の深みに縦はえ縄と呼ぶエサをつけた多くの枝バリをつけた縄を降ろしてアカムツを釣り揚げます。

網漁と違い釣り漁のため、擦れずにヌルがついたままの美しいアカムツが揚がります。洋上で揚げたアカムツや混獲魚は大型のクーラーでしっかりと氷締めされています。



クーラーの中に満ちたアカムツは流海水を掛け流してさらに美しく輝きます。同じはえ縄にはメキュウ(オオメハタ)やニベ、チョウカ(ユメカサゴ)などが混獲されています。



水揚げしたアカムツは市場スタッフが洗い清めた市場の床に広くひろげられます。高級魚であるアカムツを傷なく美しく扱ったことを仲買さんらに披露し、大きさ別に分けていきます。



大きさ別にカゴに分けたアカムツは計量所で計られ計量札をつけて競り場に並べられます。

舞阪漁港の冬に咲く真っ赤な華はアカムツが舞阪の冬を賑わせています。

※取材協力:浜名漁協 舞阪港豊國丸
舞阪漁港市場のお魚さん
舞阪港漁師ブランドの魚

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