舞阪漁港の冬の華 ノドグロ(アカムツ)漁水揚げ
南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の最南端の舞阪漁港は遠州灘に漁する漁師さんが水揚げする産地市場です。
秋から続くノドグロ(アカムツ)の美しい赤が真冬の舞阪漁港を埋めています。
縦はえ縄漁で釣り揚げられるノドグロは網で擦れることもなく、ヌルがついたままの美しさで市場に揚がります。
昨日(1月15日)に操業したのは3艘、写真は兄弟船の栄洋丸、舞阪漁港に備えられた選別台にしっかり氷締めしたノドグロを広げています。
仲買さんや料理人さんなどアカムツを求めるみなさんに披露しながら大きさ別に選別しています。
こちらは高倉船長の豊國丸のノドグロ、まだ朝とはいえない時間に出漁して遠州灘の深みに沿って縦はえ縄を降ろして釣りあげる漁は午前中いいっぱい続き、浜名漁協のスタッフが海水で洗い清めた床に広げて選別します。
市場の床に赤い華が咲いています。
三艘目は親子船の妙将丸、邦夫船長と将吾さんも床に広く広げ、大きさ別にカゴに分けていきます。
高級魚のノドグロが水揚げされれば周りを囲む仲買さんや求める料理人さんが目利きに集まります。
三艘の水揚げしたノドグロは計量場に運ばれ、計量札をつけて競り場に並べられます。
冬の舞阪に咲く大きな赤い華が市場を賑わせています。
昨日の市場の様子は「
海老仙 浜名湖遠州灘の魚介類・うなぎの販売」をご覧ください。
※取材協力:浜名漁協 栄洋丸・豊國丸・妙将丸
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舞阪漁港市場のお魚さん
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