舞阪港2月15日解禁 サヨリ漁・ダツ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2017年02月12日 16:56



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の最南端の舞阪に春を告げるサヨリ漁がいよいよ2月15日に解禁となります。

サヨリ漁は漁師さんが2艘で一枚の網をサヨリが群れて泳ぐ遠州灘の表層に曳いてく漁、トラフグ漁の漁師さんの兼業となります。

サヨリは針魚とも書くように下アゴを針のように長く伸ばしその先に春の紅をつけています。

その網にサヨリよりずっと細長い魚が混獲されます。ダツです。



ダツはサヨリと違い両アゴを長く伸ばしその口にはまるでワニのようにズラリと鋭い歯が並んでいます。

サヨリは糸づくりなど刺身などで楽しみますが、ダツは小骨が多く体の前半は利用されず尾に近い身を楽しみます。



舞阪ではほとんど利用されないダツですが、海につながる浜名湖に泳ぎ入るダツは秋から冬に卵を持ち、卵を含めて楽しむ浜名湖の地魚として親しまれています。

サヨリ来れば春、春告げサヨリ漁で獲れるサヨリは育ちながら水揚げされサンマ級にまで育って取引されます。

※取材協力:浜名漁協 舞阪港の漁師さん
舞阪港のお魚さん

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