舞阪しらす漁解禁初日 しらすボウラ並ぶ豊漁の春はじまる
舞阪の景気をあげる舞阪しらす漁、40統(二艘曳きのため80艘)のしらす船団が出漁しました。
解禁初日の午後、舞阪港しらす競り場はしらすを満たした青いボウラ(水揚げ用の籠陽気)と初日豊漁の笑顔に満ちていました。
静岡県内のしらす漁が一斉に解禁され、舞阪・新居港の船団53統(106艘)とお隣福田の船は西は愛知県境から東は掛川沖あたりまでの広い漁場に網を曳きます。
舞阪は午前遅くから水揚げがはじまり、四艘づつ水揚げできる広い水揚げ場が渋滞するほどの水揚げ、初日で1,000ボウラを越える水揚げの喜びとなりました。
美しい春しらすは午後の日射しにキラキラと反射する輝き、水揚げした漁場により細かいものから太めまでさまざまなしらすが見られました。
春の海から漁師さんがしらすと共に舞阪に景気を運んできました。
洋上で水揚げし氷を入れて保冷庫に降ろして鮮度を保ち運ばれたしらすは、港で待つパワフルレディースが競り場に並べ、次々と興る競り声勇ましく落札されていきます。
落札を待って待機する搬送トラックは港から数分ほどに集まり、白い湯気を立てる煮釜が待つ加工場へとしらすを運びます。
昭和初期から漁師さんと加工の両輪が力を合わせて製造する舞阪しらす干しの春がはじまります。
全国が待つ舞阪しらす干しの生産がはじまりました。
加工の様子は
舞阪しらす親分一家こと丸昌河合商店のブログをご覧ください。
※取材協力:浜名漁協
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舞阪港のお魚さん
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