舞阪岐佐神社祭典はじまる 宵祭りの朝
舞阪岐佐(きさ)神社祭典は今も旧暦九月十五日開催を守り、今年は本日十月二十六日が宵まつりを開催、明日二十七日に本祭りが開催されます。
漁業の町、里海の町舞阪は坂がない平坦地ですが、岐佐神社一カ所だけこんもりと鎮守の杜が盛り上がっています。
岐佐神社祭典のはじまりです。
岐佐神社の縁起や神話そして祭りの開設は今年の祭りに間に合わせて開設された
岐佐神社ホームページをご覧いただくこととしますが、今も旧暦にこだわるのは、漁業の町ならでは。
旧暦九月十五日は満月・大潮・大安吉日が揃い、深夜まで続く御輿の列は満月の月の下でおこなわれます。
御輿に供する大太鼓(太鼓台)はこの三連の石鳥居をギリギリの幅でくぐり、向こうに見える石段を宵祭りで境内まで上り、明日の本祭りで降り、また上がります。
祭典を前に岐佐神社の石段下に設けられた結界の中で舞阪四町(年番仲町・西町・砂町・新町)の氏子総代・役員のみなさんが宮司さんから揃いお祓いを受けています。
続き社殿に入り、神事を行い、なおらいを経て各町の宵祭りがはじまります。
宵祭りは町内のまつり、男たちは大太鼓を女性(子供も含め)は手踊り賑やかに町内を踊り歩きます。
※砂町愛国青年・愛国青年女子のみなさんの記念写真に便乗させていただきました。
舞阪の祭りの進行は各町青年の手で行われ、各町中老がサポートします。
舞阪四町の青年は、仲町は朝日青年、西町は敬愛青年、砂町は愛国青年、新町は新青年と呼ばれます。
宵まつりで町内を巡り、手踊りは明日本番前の最終の仕上げ踊りを行います。
岐佐神社から新町にある稲荷山そして復路御輿に乗った神に供する岐佐神社祭典、明日は早朝6時過ぎに集まり、7時頃からはじまります。
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岐佐神社ホームページ
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岐佐神社祭典2015(仲町年番)
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岐佐神社祭典2014(新町年番)
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岐佐神社祭典2013(砂町年番)
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岐佐神社祭典2012(西町年番)
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岐佐神社祭典2011(仲町年番)
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