舞阪港トラフグ漁 妙将丸昭吾さんのトラフグ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2015年10月25日 15:15



南浜名湖は海の産地、全国でも注目する舞阪港の10月から来年2月末までの漁といえばトラフグ漁です。

舞阪港の早朝、トラフグ漁を行う漁師さんは詰め所に集まりその日の漁場を決めるクジをひきます。
そこで引き当てた漁場に出漁し、底はえ縄を降ろし、エサをつけたハリについたトラフグを釣りあげます。

舞阪港の昼、トラフグ漁を終えた舞阪の親子船妙将丸が港に凱旋します。
船長は鈴木邦夫さん、その船首には舞阪港の大ベテラン84歳の昭吾さんが乗り組んでいます。



夏には舞阪港唯一の釣りアカムツ漁で活躍した妙将丸、親子の連携すばらしく豊漁を続け、その勢いのままトラフグ漁に取り組まれています。

水揚げしたトラフグは市場の仮生け簀に泳がせたままキロ単位で競りにかけられ、その後計量して仲買さんの生け簀へと放たれます。



まだ夜が明けぬ早暁からはじまるトラフグ漁の帰港は昼頃、その後船に積み込んでエサがなくなった仕掛けに明日のエサ付けがはじまります。

マンパチと呼ばれるトラフグの底はえ縄をまいたこの道具は、延長5kmもの長さに600本もの枝バリにエサを付けて準備します。
その仕掛けを2セット準備して明日の漁に臨みます。

競り後もまだ明日の準備がはじまる舞阪港のトラフグ漁に、大ベテランが活躍しています。

※取材協力:浜名漁協 妙将丸鈴木昭吾さん
舞阪港漁師ブランドの魚
舞阪港のお魚さん
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