舞阪港活マダイ　秋のタイ網漁はじまる

南浜名湖は海の産地、舞阪港から浜名湖が海につながる今切を越えて遠州灘に出漁する秋漁、タイ網漁の解禁初日水しぶきをあげて水揚げされる活マダイが舞阪港を賑わせました。

年に２度の漁期を持つタイ網漁は春漁が３月から５月末まで、そして秋漁は本日１０月１６日から年末まで行われます。
網の目の大きさが最も大きいため、先日までの活アジ漁より大きなマダイやクロダイが水揚げされます。



しらす漁と同様二艘の船で網を曳くタイ網漁は、沖で水揚げした活マダイなどを船首デッキ下のカンコウ（カンコ＝生け簀）に泳がせたまま港にやってきます。

泳いだままのマダイを大ダモですくい、さらに小さな桶の海に泳がされて競りにかけられます。
市場が真っ赤に彩られる秋漁のはじまりです。



午後の舞阪港はタイ網漁の活マダイ、トラフグ漁の遠州灘天然とらふぐ、底曳き漁のメヒカリなどが同時に水揚げとなる大賑わいとなりました。

タイ網漁の漁果は活マダイ・活クロダイほか鮮魚（沖で氷締めされた魚）はホウボウ・イナダなどが獲れています。

山よりひと足先に市場の床を染めた赤、タイ網漁はじまった舞阪はいよいよ２６日（月）２７日（火）（旧暦９月１５日）に岐佐神社祭典を迎えます。

※取材協力：浜名漁協　舞阪港の漁師さん
※舞阪港のお魚さん
※タイ網漁遠州灘の裕丸

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