舞阪遠州灘のエビ アカスエビ・アカザエビ・コシオリエビ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2015年09月16日 18:16



南浜名湖は海の産地、全国でも珍しい海につながる浜名湖の最南端、舞阪港から出漁する底曳き漁共榮丸が、秋のエビを水揚げしています。

今日は午前に浜名湖のエビ、この時間は遠州灘の沖の深海から水揚げされるエビを紹介いたします。

アカスエビです。

舞阪港の甘エビとも呼ばれるアカスエビは、遠州灘の300mもの深海から水揚げされるアカスエビは、深海の魚と共にうまい脂を持つエビ、殻をパリンパリンと剥いて生で楽しむほか、茹でた身を冷蔵すればさまざまなエビ料理として楽しめます。



ハサミ脚が長いことから舞阪で「テナガエビ」と呼ばれるアカザエビです。
近似種のヨーロッパアカザエビはイタリアで珍重されることから、イタリアンでスカンピと共に使われています。

舞阪では伊勢エビより高値で取引されるアカザエビは身をとった後の頭や大きなハサミなども入れてエビの味噌汁で楽しむのが定番。
よくエビ出汁がとれる地域のご馳走のひとつです、



写真はとても小さい個体ですが、尾の先を腹側に丸めているコシオリエビです。
底曳き漁のエビの中で最も水揚げが少ないエビですが、よいエビ出汁がとれることから、高級エビとして扱われています。
料理屋さんへと卸されていきます。

秋の遠州灘と浜名湖はエビの海、舞阪周辺の料理屋さん居酒屋さんでお楽しみください。

※取材協力:浜名漁協 舞阪港共榮丸のみなさん
舞阪港のお魚さん
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