舞阪港の怪魚　これもアンコウ　アカグツ

全国に暴風雪をもたらせた荒れた天気は南浜名湖、遠州灘の海も荒らし、時化（しけ）となっています。
沖に出漁できない期間を利用して舞阪港に揚る珍しい魚を紹介しています。

午前の紹介アンコウに続き、これもアンコウ類のお魚を紹介しましょう。
アカグツです。

平べったい体に無数のトゲを生やし、アンコウとは違うかわいらしい口をもっているのがアカグツです。



この角度で見れば大きな頭と体、体のよこに対のヒレを持ち、小さな尾ビレを持つことからアンコウ類だとわかります。
まるで赤いUFOにも見える面白い形をしています。

調べればアカグツは赤い靴ではなく、グツとはカエルのことを呼ぶのだと知りました。
赤いヒキガエルというような意味で名付けられています。



ひっくり返せばアンコウそのもの、大きな口を持つ深海魚の代表アンコウもこのように腹側にヒレを持っています。

舞阪港に揚るアンコウ類はどれも面白い形をしていて楽しませてくれるのです。

※取材協力：浜名漁協
※遠州灘のお魚さん
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