舞阪港トラフグ船団凱旋 豊國丸高倉船長の大物

イチロー@南浜名湖.com編集長

2014年11月28日 15:43



南浜名湖は海の産地、遠州灘沿岸に全長5kmもの底はえ縄に600本ものエサをつけたハリをつけ沈めて釣るのが、遠州灘天然とらふぐブランドを持つ舞阪港のトラフグ漁です。

今週中日新聞の「水の旅」に掲載された舞阪のトラフグ漁師さんといえば豊國丸の高倉船長です。
今日午後の水揚げで5kgもの大物を持つ船長の勇姿を撮らせていただきました。



トラフグ漁は早朝5時からのクジ引きからはじまります。出漁する僚船の船長らが集まり、クジで引いた順に漁場を決めて出漁、全長5kmの底はえ縄を2セット積み込み、巻き上げして遠州灘の底近くを泳ぐトラフグを釣りあげます。

釣り揚げたトラフグはお互いを噛み合うために仕切りをつけた籠に入れ生簀で活かして運びます。
また指など簡単に切り取るほどの鋭い歯を持つため、流通上の安全のため船上で歯を切り取り獲って港に水揚げします。

活かしてきたトラフグは舞阪港市場の仮生簀に泳がせて競りが行われます。



美しい和の紋を持つトラフグたちは、競りの後船長自ら計量に運び、競り落とした仲買さんの生簀へと放たれます。

計量した直後、「船長!」と声をかけ写真に対応いただいた高倉船長ありがとうございあした。

※取材協力:浜名漁協 豊國丸高倉船長
釣りんぼ高建丸
舞阪港のお魚さん
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