弁天神社祭典準備 一弁太鼓絞め2
打ち鳴らす太鼓が弁天島に夏を呼ぶ「弁天神社祭典」が明日6月28日(土)29日(日)に開催されます。
昨日、弁一自治会は太鼓締めを行い準備を進めています。
立てた大太鼓は見上げるほどの大きさ、これを持ち上げ、上下に祭り用の皮を置き、これを絞めていきます。
上下の皮を絞めるのは一本の長い綱、太鼓の周囲の穴を結む綱が通されていきます。一本の綱を通すことから送りおくりして通す作業は若い衆の仕事、太鼓のぐるりに通してゆくだけで汗びっしょりになる準備です。
綱を通し終えれば要からぐるりの綱を力いっぱい曳きながら、順送りに綱を引き絞めていきます。若い衆が体ごと綱を曳き、次に送るたびに綱は太鼓の側を叩いていきます。
綱で皮を張り終えれば、次に横(写真では)に向かい数本の綱をまとめて絞めていきます。既に張られた綱はさらに絞められていきます。
皮は牛の皮、これほどの太鼓を一頭でとれる巨大な牛はなかなかいないもので、太鼓の命である皮は大切にされています。
綱を締め終われば要をまとめ、この一本の綱の絞めが終わります。
最後に別の一本の綱を太鼓の腹に美しく巻いて太鼓締めが完了します。
弁天島に夏を呼ぶ大太鼓まつり「弁天神社祭典」は明日は町内巡り、日曜朝にはJR弁天島駅前開春楼東隣の弁天神社に大太鼓二基、子供太鼓二基の四基が揃い、神事のあと打ち鳴らしがはじまります。
※取材協力:一弁自治会
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