田んぼで あるカモ
南浜名湖は海の産地・・を少し離れ郊外の水田を行けば、時は田植えの季節、見渡す限り水をたっぷりと湛えた水田は鏡のようになっています。
田から吹く風は水の匂い、田草が水から顔を出し代掻き(しろかき)を待つのみとなっています。
そこに鴨(でしょうか)のカップルがやってきています。
ちょっと聞き耳を立ててみましょう。
「ねえねえ、私の好きなところはなあに」
「そうだな、やっぱりアヒル口が魅力的さ!」
「えっ!カモ口って言ってくれなきゃいや!」
夏は恋の季節、写真を撮るおじさん以外、カモたちもその例外ではありません。
「カシャカシャカッシャッ」
「あ!あんなところでおじさんが写真撮ってる!」
あら見てたのね、と恥ずかしがる二羽の若いカップルに幸せあれ!
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