舞阪港の鮮魚たち イサキ・サワラ・カワハギ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2014年04月16日 17:15



南浜名湖は海の産地、ここでは遠州灘の幸が水揚げされる舞阪港、浜名湖の幸が水揚げされる雄踏(ゆうとう)港の季節の魚を紹介していますが、今回は豊かな春漁が続く、舞阪港のタイ網漁で水揚げされる鮮魚をボウラ(水揚げ用の籠容器)のまま紹介いたしましょう。

この日タイ網漁船日高丸が水揚げしたのは活マダイ・活クロダイなど春の勢いの活魚と鮮魚、活きを争う活魚の競りが行われている間に、沖で氷でしっかり締めてきた魚たちの選別が始っています。

「イサキ」です。舞阪には別に釣り漁の活イサキ漁がありますが、今は鮮魚、小型のイサキは横縞があり「ウリボウ」とも呼ばれています。



港の選別台にあけられて分けられるボウラ(籠)がやってきました。
この時期の遠州灘に泳ぐ魚たちがわかります。大きな魚はサワラ(鰆)、あのおいしい切り身の焼き魚はこんな魚です。
マダイに似ていますがエラに赤い色を見せるのがチダイです。
手前にいる美しい魚はイラ、これはベラの仲間です。



こちらの籠には肝を和える刺身で愉しむカワハギ、舞阪のお惣菜魚として人気のマトウダイ、舞阪の新鮮なホウボウは煮物だけでなく刺身で愉しめます。ヘダイは白身の美しいタイ、淡泊な身は焼くだけでおいしくいただけます。
春漁豊かな舞阪港、鮮魚たちは競りのあと、舞阪港近隣の仲買直売店、魚屋さんに卸されていきます。

※取材協力:浜名漁協 
舞阪港のお魚さん
タイ網漁遠州灘の裕丸
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