舞阪港 色に見惚れる ヒラキンメ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2014年02月01日 07:00



南浜名湖は海の産地、冬の舞阪港から出漁する漁種はトラフグ
漁と底曳き漁、陸(おか)から見れば水平線あたり、10マイルもの
沖で深さ300メートルもの深海底に網を曳くのが底曳き漁の共榮
丸です。

共榮丸の漁果の中にひときわ目立つ真っ赤な魚を見つけました。
深海の真っ赤な魚といえばキンメダイ(金目鯛)がありますが、こ
の魚はやや丸く、キンメダイほど長くもありません。

「ヒラキンメ」です。



キンメダイ類の赤さは比類のないもの、赤紅の体は自ら赤い色を
発するかのごとく美しいもの、そして大きく長く分かれた立派な尾
ビレを持っています。

顔だけみればまごうことなくキンメダイではありますが、やや尻す
ぼみなヒラキンメです。



この日の漁では一匹魚として揚がったこの魚、魚を山のように積
んでは魚種・大きさ別に分ける港の選別台の中で、どの魚よりも
輝き、美しく見えたヒラキンメでした。

※取材協力:浜名漁協 共榮丸
魚のあたま・魚のしっぽ
共榮丸一艘曳き底曳き漁
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