舞阪港幸福丸 底曳きの美魚 アラ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2014年01月21日 07:00



南浜名湖は海の産地、舞阪港の一艘曳き底曳き船といえば共
榮丸が活躍していますが、昨日もう一艘の大船(15トン級)の
幸福丸が底曳き漁に出漁、見事大漁の水揚げとなりました。

舞阪沖10マイルほど、陸(おか)から見れば水平線ほどの沖は
水深300メートルもの深海、その底に網を曳く幸福丸が曳いた網
には、舞阪名物のメヒカリのほかに、こんな美魚が入りました。

「アラ」です。

魚体をみればスズキに似ていますが、やはりスズキ目スズキ亜
目ハタ科アラ族アラ属という種、深海に棲んでいるアラは多く獲
れることはありませんが、大変な美味で珍重されています。



数キロもの重さを持つこのアラは丸々と太った大物、競りの前か
ら仲買さんに注目されていました。
スズキに比べて体高が高いアラですが、目立つ魚ではありません。



高級な寿司ダネとして、この季節ならば鍋の材料に、ちりにして
楽しむという舞阪港の高級魚アラ、今期最大の大きさの登場が
市場を賑わせていました。

※取材協力:浜名漁協 加藤鮮魚店
舞阪港のお魚さん
魚のあたま・魚のしっぽ
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