舞阪港共榮丸 底曳き漁の深海魚たち

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年11月07日 14:15



深海魚だけをより分けた籠です。覗いてみてください

南浜名湖は海の産地、舞阪港の漁で最も深い海に網を曳くの
は一艘曳き底曳き漁の「共榮丸」のみなさん、ここで深海の魚
をおしえてくれる漁師さんが乗り込む大漁船です。

深海とは「植物プランクトンが光合成できる限界とされている水
深200mより深いところ」のことをいいます。

舞阪沖の水深300mほどに網曳く共榮丸は、舞阪名物のメヒカリ
、手長エビことアカザエビ、舞阪の甘エビことアカスエビ、アカム
ツ・クロムツなど高級魚を水揚げしています。



小さな深海魚たちが混ざるのはニギスなどの籠、共榮丸のみな
さんは港の選別台の上に魚を広げ、魚種・大きさに分けていき
ます。
ほぼ未利用魚の深海の不思議魚たちはより分けられています。



共榮丸の不思議な深海魚で目立つのが、このヒゲキホウボウ、
まるで鎧を着けたような怪獣チックでもある深海の魚です。

一枚目の写真のような籠から不思議な形の魚を見せていただ
く、南浜名湖あそび隊!では「遠州灘のお魚さん」として紹介さ
せていただいています。

これらの魚は未利用魚と呼ばれ、活用すべく県水試のみなさん
が調査する、地元でも食べ方を研究するなどされています。

※取材協力:浜名漁協 共榮丸
遠州灘のお魚さん
舞阪港市場のお魚さん
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。

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