南浜名湖は海の産地、10月解禁以降遠州灘のトラフグ漁は冬
の訪れと共に水揚げが盛んとなっていきます。
早暁の海に出漁し、全長5kmもの底はえ縄を降ろし、600本もの
しかけで釣りあげていきます。その外道としてさまざまな魚が釣り
あげられます。
「シラカワ」です。市場名美しいこの魚はシロアマダイ、舞阪の夏
漁のアマダイ漁ではほとんどが美しいマンゴー色ともいえるアカ
アマダイが揚りますが、ごくたまに揚ることがある高級魚です。
アマダイは主に関西方面で珍重され、特に京都はアマダイを用
いる料理の本場、見事なシラカワはその名も京都らしく、愛されて
いることがわかります。
アマダイは舞阪以外では静岡の興津の名産とされオキツダイとも
呼ばれています。
網で獲った魚よりさらに美しいとされる釣りのアマダイ、さらにシラ
カワともなれば高値で取引されるのでしょう。
シラカワことシロアマダイがトラフグの生簀の上で競りを待っていま
した。
※取材協力:浜名漁協
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舞阪港市場のお魚さん
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