秋豊か 舞阪港の赤と白 アカスエビ シラス

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年10月10日 07:00



南浜名湖は海の産地、今年は相次ぐ台風の接近や余波で秋漁
が続かない舞阪港に、いよいよ出漁の日がやってきます。

舞阪港の秋漁は、秋しらす漁、トラフグ漁、一艘曳き底曳き漁、
そのうち、底曳き漁は舞阪名物といえる美しく身を太らせたエビ
「アカスエビ」を水揚げします。

生のまま殻を剝いて食べられば、甘エビよりさらに甘くたっぷり
の身が楽しめますが、ここで取り除いた頭は捨ててはいけません。

アカスエビの頭は味噌汁に入れてエビ出汁を楽しむ、漉してスー
プに使えます。秋豊かな舞阪のエビの味をお楽しみください。



もうひとつ、台風後の出漁に臨むのは舞阪・新居のしらす漁です。
豊漁が続いていた秋しらす漁は、二つの台風の影響で休漁が続
いていましたが、一年で最も美しいしらすは、この秋の潮の中を
泳いでいます。

一部を除き、ほぼ全てが加工されて美しい舞阪しらすに加工され、
全国で待つ舞阪しらすファンを唸らせる秋の味です。

透き通るようなしらすは、即日加工されています。
来週金曜土曜は、旧暦の九月十五日、舞阪大太鼓まつりこと、
岐佐神社祭典が開催されます。

まつり前の景気をあげる舞阪しらす漁とその加工が舞阪の活気
をあげていきます。

※取材協力:浜名漁協 共榮丸 丸昌河合商店
舞阪しらす親分一家
舞阪港市場のお魚さん
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