南浜名湖は海の産地、南浜名湖の最南端で遠州灘につながる
浜名湖は、潮の干満を利用して多くの海の生き物が行き来して
います。
9月までは舞阪港の刺し網漁で遠州灘産のシタビラメを見ていま
したが、10月の浜名湖の幸をあげる雄踏港でシタビラメを見つけ
ました。
一見、目もないように見える長い木の葉の形をしたこの魚はシタ
ビラメ、またはウシノシタと呼ばれています。
腹を下にして左に目があるか、右に目があるかで判別するヒラメ
とカレイ、シタビラメというくらいですからヒラメ族かと思えば、じつ
はヒラメもカレイ目、この二種の区別はつけにくいものです。
目もないように見えますが、近づいてみれば小さなかわいい目が
ありました。
カレイ、ヒラメ族は裏返せば真っ白、シタビラメもその例に漏れませ
んが、面白いのがシタビラメの口、裏側からみえればこんな風に斜
めに大きな口を開けてエサを獲るのです。
シタビラメは主に洋食用、ムニエルにされたご馳走は、じつはこんな
顔をしているのです。
※取材協力:浜名漁協雄踏支所
大むら屋
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魚のあたま・魚のしっぽ
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