雄踏港 シタビラメのあたま・シタビラメの裏側

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年10月03日 18:17



南浜名湖は海の産地、南浜名湖の最南端で遠州灘につながる
浜名湖は、潮の干満を利用して多くの海の生き物が行き来して
います。

9月までは舞阪港の刺し網漁で遠州灘産のシタビラメを見ていま
したが、10月の浜名湖の幸をあげる雄踏港でシタビラメを見つけ
ました。

一見、目もないように見える長い木の葉の形をしたこの魚はシタ
ビラメ、またはウシノシタと呼ばれています。



腹を下にして左に目があるか、右に目があるかで判別するヒラメ
とカレイ、シタビラメというくらいですからヒラメ族かと思えば、じつ
はヒラメもカレイ目、この二種の区別はつけにくいものです。

目もないように見えますが、近づいてみれば小さなかわいい目が
ありました。



カレイ、ヒラメ族は裏返せば真っ白、シタビラメもその例に漏れませ
んが、面白いのがシタビラメの口、裏側からみえればこんな風に斜
めに大きな口を開けてエサを獲るのです。

シタビラメは主に洋食用、ムニエルにされたご馳走は、じつはこんな
顔をしているのです。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所 大むら屋
魚のあたま・魚のしっぽ
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