舞阪涼魚 お魚たちは氷の中 

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年08月14日 12:48



南浜名湖は海の産地、暑いあついと言っても暑い中、人間は
汗びっしょりで働いていても、産地には涼しげにしているもの
たちがいます。

魚たちです。

夏休みとなった舞阪港市場の日常には、氷水のお風呂に入
ったお魚たちが出荷を待って並びます。

美しい色で並ぶのはレンコダイたち、鯛の中で最も小さい鯛
でお皿サイズがうれしいものですが、遠州灘の船の上で氷に
つけられて水揚げされます。
美しい色を保つためにも、しっかりと氷を効かせているのです。



遠州灘から船のカンコウ(生簀)に入れられて泳いだまま水
揚げされるのがアジたちです。
活きたまま競りにかかりますが、その後は氷と海水を混ぜた
水氷(みずごおり)の中で、氷締めとなっていきます。

水揚げする漁師さんも、競り人さんも、仲買さんも、買い付けに
きた料理屋さん魚屋さんも汗をかいていますが、魚たちだけは
冷たすぎるほどの氷の中で涼しげにいるのです。

※取材協力:浜名漁協
舞阪港のお魚さん
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。

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