舞阪港 カワハギのあたま・カワハギのしっぽ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年07月03日 07:00



南浜名湖は海の産地、遠州灘の幸が水揚げされる舞阪港では
さまざまな魚に出会うことができます。

目から口が離れているから、まるでウマヅラな魚がオチョボ口を
尖らせています。
魚の中には、こんな顔もよく見かけますが憎めない顔でしょう。

けれども小さく見える口ですが、これで貝だのカニなどをバリバリ
と噛みくだくという貪食の魚、鋭い歯で釣り糸もプツリと切ってしま
います。



長さより高さのほうが大きそうな形をしています。
小さなカワハギはエサとりとして嫌われますが、大きめのカワハ
ギとなれば別、カワハギと言えば肝、身より肝の大きさを期待さ
れるという面白い魚のひとつです。



醤油に溶いた肝にカワハギの透き通る刺身、この味を知ればカ
ワハギが肝に見えるようになってしまう。
名のとおり、ザラザラとした厚い皮を剝くことを、名とする魚、ま
ずは皮をむきなさいと先人が教えてくれているのです。

魚のあたま・魚のしっぽ
舞阪港のお魚さん

※取材協力:浜名漁協 丸小水産
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