いかり瀬自然観察会 弁天島へ還る

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年07月01日 17:15



南浜名湖は海浜植物の宝庫、弁天島海浜公園から眺める赤鳥居
の立つ瀬「いかり瀬」は、船やボートでしか渡れない四周を海に囲
まれながら植物相豊かなところです。

舞阪の自然を守る会(寺田久美子会長)が開催する「いかり瀬の
自然観察会」は5月に続き6月の観察会を開催、いよいよ今回も
弁天島に戻ります。

「オカヒジキ」を見つけました。



弁天島から眺めれば低く見える、いかり瀬も歩いてみれば意外なる
起伏があり、波打ち際からかなりの高さに砂が堆積し、広い面積に
植物が育っています。

今回の観察会で、外来植物の大繁殖などを見つけ、次回は大規模
な草刈などを計画し、多くの力を借りて海浜植物の楽園を守りたい
と話しながら帰路につきます。



いかり瀬に立つ赤鳥居も、足元に立てばこれほどの大きさ、いかり
瀬の自然観察会ではこうした視点を変えた楽しみ方ができます。
草刈りを目的にしながらも、海風の吹くいかり瀬で、お弁当を食べ
ながら過ごす次回を計画したいねと話し合っています。



拾ったオオブンブクは、ちょうど個人で自然観察に訪れた親子に託し、
舞阪の自然を守る会は弁天島へと戻ります。

草刈が得意な人を募りたい、そして弁天島の海の瀬を共に楽しんで
もらいたいと考える舞阪の自然を守る会、もしかしたら海辺の私たち
と山の暮らしを楽しむ人のコラボレーションなども可能ではないかと
考えているのです。

いかり瀬自然観察会6月
いかり瀬自然観察会5月
※取材協力:舞阪の自然を守る会
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