舞阪港 タチウオのあたま・タチウオの牙

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年07月01日 07:00



南浜名湖は海の産地、遠州灘の魚を水揚げする舞阪港は、夏漁の
タチアジ漁が盛んとなっています。
文字通りこの漁はタチウオ、マアジなどを主に獲り、舞阪を賑わせて
います。

「触るんじゃないぞ!」とタチウオの頭などを獲っていると注意される
のは、タチウオが鋭いカミソリのような歯を持っているからです。



夏の食卓にあがるタチウオの煮物はおいしいもの、小さな切り身とな
っていますからこのような鋭い歯を持つものとは想像ができないでしょう。
タチウオは遠州灘の深い海で、立ち泳ぎしながら小魚をこの口と歯で
襲い食べています。

もしこの歯に当たれば指など裂かれてしまうほど鋭いといいます。



まるで長い刀のような魚だから「太刀魚(タチウオ)」、その味のよさから
はこの獰猛な顔や歯は思いつきませんね。

※取材協力:浜名漁協 加藤鮮魚店

魚のあたま・魚のしっぽ
舞阪港のお魚さん

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