ハマボウフウの木と根 舞阪の自然を守る会

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年05月14日 14:15



毎朝「おはよう!南浜名湖」のトップ写真でご覧いただいている赤鳥
居は、JR弁天島駅から道を渡るだけで到着できる弁天島海浜公園
の南にある無人の瀬「いかり瀬」に立っています。

5月4日に「いかり瀬の自然観察会」を開いた「舞阪の自然を守る会
(寺田久美子代表)」と同行させていただき、自然観察会の様子を報
告しています。

いかり瀬の北岸から横断して瀬の南に到着します。
目の前はもう浜名湖が遠州灘に注ぐ今切です。



砂浜に育つ山菜などと呼ばれて好まれるハマボウフウはここでは守ら
れています。
砂浜にへばりつくように育つハマボウフウも、四周を海に囲まれた最も
厳しい環境で育つものは、まるで木のような姿までしています。
それほど根を深く強くしなければ生きられない環境なのです。



弁天島海浜公園から臨む赤鳥居があるいかり瀬の南端は、最も今切
に近いところ、これ以上地に足をつけて遠州灘と浜名湖が繋がる今切
を真正面に臨むことはできません。



木のような幹と根を持つ異形のハマボウフウはこの厳しい自然に順応
して初夏に緑の葉を広げています。
空に飛び立ち、どこまでもお日様に挑戦するヒバリが「チチチチチチチチ」
と鳴いて上昇していきます。

舞阪の自然を守る会の自然観察はいかり瀬の東へと向かいます。

舞阪の自然を守る会いかり瀬自然観察会

※取材協力:舞阪の自然を守る会
南浜名湖あそび隊!のまとめ読みは南浜名湖.comをご覧ください。

関連記事