シギとキュウシロウクラゲ 舞阪の自然を守る会

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年05月12日 14:15



南浜名湖は自然の宝庫、弁天島のシンボル赤鳥居の立つ「いか
り瀬」は船やボートで渡るしかない、浜名湖の無人島のような広い
瀬が広がっています。

5月4日にいかり瀬の自然観察会に向かった「舞阪の自然を守る会
(寺田久美子代表)」に参加した子供たちは自然発見の達人たち
です。

「鳥がいるよ」と水辺を歩く子が指を挿します。



水辺でエサを啄む鳥にはシギやチドリがいますが、クチバシが長い
のがシギの仲間です。
遠浅の海に降りて砂泥の中に棲むゴカイなどを獲っています。



毎年潮干狩りで賑わうこの瀬は、勇断を持って資源保護する今年は
浜名湖の潮干狩り中止のため、渡る人は少なく、波打ち際ではさま
ざまな海の生き物を観察することができます。



瀬に渡るとすぐに注意されたクラゲが打ち寄せられています。
浜名湖ではよく見かけるこの赤い筋を持つクラゲを、地元ではキュ
ウシロウクラゲと呼んでいます。

漁師さんに聞いた話では、生きていても死んでいてもこのクラゲは
怖いクラゲ、触ると毒針が刺さり、触った手で目をこすった為に失明
した漁師さんがいたそうです。

恐ろしさを伝えるために今もその漁師さんの名をつけて戒めている
のです。みなさんも見かけたら絶対に触らないようにしましょう。

舞阪の自然の会の観察はまたいかり瀬の花畑に向かいます。

舞阪の自然を守る会いかり瀬自然観察会

※取材協力:舞阪の自然を守る会

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