みんな大好き!夫唱婦随のイサキ漁「山六丸」

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年05月10日 17:15



南浜名湖は海の産地、舞阪港の午前は舞阪しらす漁、昼近くから
は鯛網漁、底曳き漁の船が凱旋します。
その間に、みんな大好き夫唱婦随の大ベテラン「山六丸」が入港し
ます。

山六さんは舞阪で唯一イサキ釣り漁を行う漁師さん、港では帰港を
お母さん(山六さんの奥さん)が待っています。



到着した山六さんから大ダルを受け取ったお母さんは、ホースで海
水を満たします。今日は「舞阪港のお魚屋さん」でお馴染み中一水
産の中西さんがお手伝い、みんな大ベテランのお手伝いをしたくな
るのです。



イサキはご存じのように舞阪港に初夏の勢いを運ぶ勢い魚、船のカ
ンコウ(生簀)からタモですくうイサキを、お母さんが受け取ります。
夫唱婦随、健康で漁を続ける仲良しご夫婦の水揚げをみんなが「いい
なあ」と眺めているのです。



勢いのよいイサキを受け取ったお母さんが大ダルの海水の中に入れ
た途端、イサキは花火のように炸裂します。
回りに水しぶきを盛大に散らしてカメラなどビッショリにする勢いですが、
やっぱりうれしくて撮らせていただくのです。



札読み(競り人)の國部さんが「はい、やるよ~」と仲買さんを集めて
船のすぐ近くで競りが始まります。
山六さんのイサキの競りは特別なもの、みんなニコニコとして競りに
臨みます。「高くかっとくれ~」などと声までかかります。



「〇〇円(キロ単位価格)!兼光!」今日は仲買の兼光さんが落札です。

國部さんが告げれば、みんなが手伝ってボウラにあける山六丸のイサ
キ、みんな大好き夫唱婦随のイサキ漁、山六丸の競りはイサキのよう
にお元気なご夫婦いつまでもと、和やかにうれしく行われているので
した。

※取材協力:浜名漁協 山六丸

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