舞阪港妙将丸 刺し網名人昭五さん

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年04月16日 18:41



南浜名湖は海の産地、舞阪港の妙将丸は前日の午後、遠州灘に
刺し網をかけ、夜明け前に網を巻き上げる刺し網漁を行っています。

潮の動きで移動する魚やガニ(ガザミ=ワタリガニ)などが獲れる
刺し網漁の名人が妙将丸の鈴木昭五さんです。
今年も始まった漁のガニを見せていただきました。



遠州灘のガニは海と浜名湖を行き来して育ちます(雄踏港市場でも
水揚げされる)、浜名湖で育ったガニは海に出ていっそうに大きくな
ると言われています。

刺し網漁では活ヒラメ、活カレイ、活マゴチなどが獲れますが、ほか
に氷り絞めした鮮魚のチュウセン(シタビラメ)が水揚げされています。



昭五さんは刺し網漁と共に、遠く黒潮まで向かうカツオ漁にも息子さ
んの邦夫さんと向かいます。
御年八十二歳、ますます元気な昭五さんの活躍に、漁師には引退
はないぞという舞阪のパワーを感じます。

カツオ漁から戻った漁師仲間と談笑する昭五さんは舞阪港で漁と魚
を教えていただく師匠の一人なのです。

妙将丸の活躍はこちらです
※取材協力:浜名漁協 妙将丸昭五さん

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