舞阪港の深海魚 消防車とヒウチダイ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年04月14日 07:05



海の産地南浜名湖の舞阪港は遠州灘、黒潮の沖から海の魚を
水揚げする市場です。

舞阪港の船で最も深い海底に網を曳くのは一艘曳き底曳き漁の
共栄丸、その漁果の中に面白い深海魚たちを見つけることができ
ます。

カサゴ類のようですが種が特定できない真っ赤な魚があります。
量が獲れませんから競りの対象になりにくい小さな魚ですが、真
っ赤なことから「消防車」などと呼ばれている魚です。

カサゴ類の常でツンと指を挿しそうな背ビレを持ち、胸ビレは大きく
写真では古代魚のように大きいのが「深海魚好き」にはグッときて
しまいます。



こちらはよく見かける魚「ヒウチダイ」です。
この写真では口を少し開いていますが、口をあければ深海魚の常
でとても大きく、見つけたエサを逃さない深海の厳しい環境の魚だ
と想像できます。

ヒウチダイはとても美味しいそうですが、とても小さく、これも競りの
対象にはなりにくい魚です。
おいしいと聞けば食べてみるべし、今度小さなちいさな刺身にして
みましょう。

※取材協力:浜名漁協 共栄丸のみなさん

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