舞阪港の小さなドラゴン タツノオトシゴ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年03月31日 07:05



南浜名湖は最南端の今切で遠州灘と繋がり、潮の干満を利用して
海の魚が浜名湖へと産卵にやってきます。
弁天島の藻場(浅い湖底に育つアマモの群落)は小魚たちのゆり
かご、藻場にはこんなステキなものも棲んでいるのです。

「タツノオトシゴ」です。

弁天島にタツノオトシゴが棲んでいることは「はまなこ里海の会
体験会で教えていただきましたが、遠州灘にもこの海のお馬
が棲んでいます。



春漁で活ダイを獲る鯛網漁の裕丸(ゆたかまる=現在鯛網漁レポ
ートを連載中)のみなさんが、港で仕分け中のコウイカの入ったボ
ウラからなんと遠州灘で獲れたタツノオトシゴをつまみ上げて見せ
ていただきました。

真っ黒の大きなタツノオトシゴです。



もちろん狙って獲れるものではありませんが、忙しい活魚活イカの
水揚げ中でも、こうして市場の話題を提供いただきました。
ありがとうございました。

※取材協力:浜名漁協 裕丸のみなさん

裕丸遠州灘鯛網漁

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