舞阪港 口裂け魚は練り物材料

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年03月24日 18:31



舞阪港に水揚げされる魚はさまざま、その中にちょっと変った顔
をした魚がいます。
口が大きく裂けていて歯がズラリ、魚というよりはトカゲなどの顔
をしているように見えるのです。
こんな風に頭の方だけみれば特にそう思えるでしょう。

「エソ」です。



エソは魚屋さんに流通するものではありませんから普段見かける
ことはありません。
エソは高級な練り物材漁としてカマボコやチクワを作るために使わ
れる魚です。

舞阪ではかつて一般流通に乗らない魚が獲れると、漁師さんは練
り物を作るお店に持っていったそうです。
すると買ってくれる代りに商品のカマボコなどと取り替えてくれたの
だそうです。

エソは姿こそ変えていますが、私たちはその味を練り物で知ってい
るかもしれませんね。

※取材協力:浜名漁協

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