はまなこ里海の会 子供たちの海苔すき

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年03月05日 11:15



毎日朝ごはんなどで食べる海苔の中でも、冬の浜名湖で作
られる「ぶち海苔(混ぜ海苔=青海苔と黒海苔を合わせて
すいたもの)」は特においしい海苔として知られています。

2月23日(土)に浜名湖海苔の「海苔つみ&海苔すき体験
を経験したのは「はまなこ里海の会」が募集した親子たちで
した。

浜名湖海苔つみを体験した後、海苔棚に隣接する浜名湖
体験学習施設「ウォット(水族館を併設しています)」の裏庭
で教えていただき、子供たちによる海苔すき体験がはじま
ります。



青海苔と黒乗りを裁断した海苔は水に晒された桶に入って
います。そこから升で汲み上げた海苔を型の中に流しこみ
ます。

この型の中に均一に流しこむのは、テレビなどで見る紙すき
と似ています。同じ厚さにすばやく流しこむのです。



前の子の失敗を見て、こう流しこもう、すばやく長そうと工夫
すれば、浜名湖海苔はきれいに型の中に広がってゆくのです。
毎日食べる海苔はこういう作業を経て出来ているのです。



海苔の水は下に敷いた簾の下に流れ落ち、型通りの海苔とな
りました。こうして太陽の下でほぼ一日干せばあのおいしい浜
名湖海苔となるのです。

子供たちの海苔すき体験はまだまだ続きます。

※連載のはまなこ里海の会「海苔つみ海苔すき体験

※取材協力:はまなこ里海の会

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