はまなこ里海の会 子供たちの海苔すき
毎日朝ごはんなどで食べる海苔の中でも、冬の浜名湖で作
られる「ぶち海苔(混ぜ海苔=青海苔と黒海苔を合わせて
すいたもの)」は特においしい海苔として知られています。
2月23日(土)に
浜名湖海苔の「
海苔つみ&海苔すき体験」
を経験したのは「
はまなこ里海の会」が募集した親子たちで
した。
浜名湖海苔つみを体験した後、海苔棚に隣接する浜名湖
体験学習施設「
ウォット(水族館を併設しています)」の裏庭
で教えていただき、子供たちによる海苔すき体験がはじま
ります。
青海苔と黒乗りを裁断した海苔は水に晒された桶に入って
います。そこから升で汲み上げた海苔を型の中に流しこみ
ます。
この型の中に均一に流しこむのは、テレビなどで見る紙すき
と似ています。同じ厚さにすばやく流しこむのです。
前の子の失敗を見て、こう流しこもう、すばやく長そうと工夫
すれば、浜名湖海苔はきれいに型の中に広がってゆくのです。
毎日食べる海苔はこういう作業を経て出来ているのです。
海苔の水は下に敷いた簾の下に流れ落ち、型通りの海苔とな
りました。こうして太陽の下でほぼ一日干せばあのおいしい浜
名湖海苔となるのです。
子供たちの海苔すき体験はまだまだ続きます。
※連載のはまなこ里海の会「
海苔つみ海苔すき体験」
※取材協力:はまなこ里海の会
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