2月24日(日)に東静岡駅前のグランシップで開催された「ふじの
くに農芸品フェア2003」に行くと、開会時間の10時前から会場周
りが賑わっています。
駅から続くグランシップ前の芝生広場に「ふじのくに食べつくしコ
ーナー」がテントを並べ、あつあつのできたてが湯気を立ててい
ます。
そこで見つけたのが「舞阪港のお魚さん」にも登場する未利用魚
の紹介コーナーでした。
主に静岡の用宗漁協のみなさんが並べた魚は、どの港でもあま
り値段がつかない魚たち、舞阪港でも底曳き漁でとれる小さな
目立たない魚たちです。
写真はここで名を教えていただいた「ミドリフサアンコウ」の山です。
小さな深海魚たちの中には活用されないおいしい魚があります。
舞阪港にも静岡県水産試験場のみなさんなどが通い、港ごとに
獲れる量などを調べ、活用法が検討されています。
骨をとり、練り物などに加工してその美味しさを商業化に結びつけ
ようと官民で努力されています。
未利用魚(みりようぎょ)という聞き慣れない言葉が広がっています。
新しい商品を作るというだけでなく、漁業活性や食育に結びつけて
ゆく新しい取り組みがはじまっています。
小さな魚、目立たない魚に注目すること、あそび隊も学んでいきた
いと思います。