舞阪港トラフグ漁・底曳き漁賑わう

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年01月21日 17:45



冬の遠州灘が静まり、南浜名湖 舞阪港市場は久々に旬のトラフグ
ほか、底曳き漁「共栄丸」の水揚げで賑わいました。

この季節、13時がトラフグ漁の競り時間、この時間に合わせて二度
の底はえ縄で釣り揚げるトラフグが舞阪港に水揚げされています。



※彦四丸

2kgほどのトラフグが値が付きやすいそうですが、5kgそれ以上の型
のものも多く水揚げされる舞阪のトラフグは、大勢で楽しんでいただ
きたいサイズまで揃っています。



ほぼ同時刻に戻った一艘曳き底曳き網の「共栄丸」の水揚げは、チョウ
カ(ユメカサゴ)やアカムツなど赤い魚のほか、エビ類が豊漁となってい
ます。



市場の選別台で大きさ別に分けられる手長エビこと「アカザエビ」の型
が揃い人気を集めています。
エビ類は生では甘エビのように楽しめ、茹でればさまざまな料理材料と
して楽しめる「アカスエビ」も量がありました。



こちらの魚の目が青緑に光っているのがおわかりでしょうか。
舞阪の冬といえばこの魚「メヒカリ(アオメエソ)」です。
大きなものは開いて、小さなものは頭だけをとって一夜干しされる舞阪港
の冬の名物魚として楽しまれています。



活けで港の仮生け簀に入れられ競られるトラフグも、いよいよ旬を迎えて
います。

トラフグにメヒカリ、手長エビに、市場外では浜名湖牡蠣に浜名湖海苔な
ど、冬こその賑わい、冬の幸で賑わう舞阪港市場の勢いがあがっています。

※取材協力:浜名漁協

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