浜名湖 舞阪 鳥の海

イチロー@南浜名湖.com編集長

2013年01月06日 17:15



冬の南浜名湖は鳥の海、最も数多く飛来し、海に漁するのがカワウ
ですが、カモメ類が群れ飛ぶ様子は美しいものです。

舞阪港の北、北雁木(きたがんげ)に群れて遊ぶのがユリカモメ、カ
モメ類の中では小さなこのカモメは古くは「都鳥」と呼ばれて親しま
れた鳥です。

早朝6時半から7時過ぎまで弁天島・舞阪の海に鳥たちが舞い始め
ます。ねぐらからやってきた鳥たちは空を覆うほどの数で舞い小魚を
追うのです。



カワウとカモメは同じ海に遊び、漁をします。
舞阪港で眺める私たちの目線まで、見下ろすほどの海面を飛ぶカモメ
たちの美しい姿を見ることができるのです。



カワウが潜り追った小魚の一部は海面に浮き、その小魚を追ってカモメ
や鷺やトビが飛ぶ、冬の舞阪は鳥の海、その数のものすごさと営みを
見ることができるのです。



空高く旋回するトビも舞阪では港の鳥、カモメと共にカワウの群の後を追い
水面まで降りてきます。
浜名湖は、無数ともいえる鳥を育む豊かさを持っています。
冬の海は鳥たちの棲む自然を眺めることができるのです。

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