年に三度の満艦飾 フライキ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年01月03日 07:26



正月の南浜名湖は、港にズラリと並ぶ船に漁師さんの心意気を
表すフライキ(富来旗=大漁旗)がはためいています。

今年の海を占う元旦は「風がなくおだやかな海」を表して旗は
はためくことがありませんでしたが、日を追って風が吹き、今
年も元気にエンジンをブンブンと唸らせて海を行くようにフラ
イキがはためいています。

フライキは年に三度船を飾ります。
最初はもちろん正月です。大晦日には飾られるフライキは心意
気を表します。

次ぎは四月の第二週土曜日に開催される「水産まつり」に揚げ
られます。岐佐神社で大漁と安全の祈願をあげるまつりです。



そして「舞阪大太鼓まつり」の日に揚げられます。
いずれも漁師さんのお休みの日、遠州灘と浜名湖の二つの海を
持つ舞阪の船が年に三度華やかに飾られます。

今年の初漁は6日から、フライキを降ろし今年初めての海へ挑
戦する出漁に期待するお正月です。

関連記事