昨年は「
舞阪港市場のお魚さん」をお読みいただき感謝いたし
ます。今年も微力ながら通年で舞阪港の魅力をお伝えしていき
たいと思います。
舞阪港の初漁は1月6日(日)が予定されています。
この写真は昨年最終日12月8日の鯛網漁のタイたちです。
舞阪港の魚曳き漁の中で最も活気があるのがマダイの取引き
です。舞阪港に横付けされた船のデッキには大きなカンコウ(生
け簀)になみなみと流海水が満たされ、遠州灘そのままに赤い
タイたち、紡錘形のイナダ(ブリ)などが泳いでいます。
それを大ダモですくい、すぐに市場に並べては競りがはじまる。
活魚の競りの活気と魅力を見ることができます。
やや小型でエラの部分に赤い血潮のような色を挿すのがチダイ
です。
最も値打ちがあり、人気のあるタイたちは全て活魚であげられる。
競り落とせば活きそのままに運ばれてゆくのです。
舞阪の船に翻るフライキの願いは大漁と海上安全、私たちも舞阪
の船の今年に期待する今年のはじまりです。
※取材協力:浜名漁協