舞阪港 冬の闘魚 サワラ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年12月27日 07:05



舞阪港の漁師さんは力持ち、重そうな魚を四匹も持って市場計量
場に向かうのは鯛網漁の幸福丸の漁師さんです。

持って大きな魚は舞阪港の冬を賑わす「サワラ」です。

トラフグ漁の漁師さんが灘が悪くなる(沖が荒れる)と釣りに向かう
というサワラは船から何本もの引き縄を出して吊るサワラ漁が行わ
れています。(幸福丸は網漁であろうと思います)

サワラはご存じお弁当などに小さな切り身として入っているあのお
いしい焼魚でお馴染み、「鰆」と書くことから春の魚のように思われ
ますが、舞阪港では冬に見かけるお魚です。



市場に札をつけられて並んだサワラはなんと3.6キロもの大物、長さ
も1メートルもの大きさです。
小さい切り身しか見たことがありませんと、この大きさは驚いてしま
いますね。



一昨年の11月、舞阪港の哲昌丸に乗せていただき、引き縄での
ワラ漁
に同行させていただきました。
船の両舷に長い引き縄竿(アウトリガー)を出し、幾本もの引き縄を
出し、泳ぎ追い、食いついてくる冬の闘魚を見ることができました。

刺身でももちろん焼き物でも絶品の舞阪港のサワラ、冬のご馳走と
してお楽しみください。

※取材協力:浜名漁協 幸福丸 哲昌丸

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