舞阪冬の名物 メヒカリ

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年12月14日 14:56



舞阪の冬の愉しみのひとつにこの小さい魚の焼きやから揚げが
あります。

舞阪港の底曳き船「共栄丸」などが遠州灘沖の深海から水揚げ
する魚「メヒカリ」です。
特徴的なその名前は水揚げ直後は目が緑の宝石のように光る
ことから、小さな魚ですが独特のうまみを持つ冬の宝のひとつです。



メヒカリはアオメエソのこと、写真のように大きくても10センチほど
の小魚で、見栄えがしませんが、1度食べたことがある方ならこれ
を見てあのうまみを思い出す、舞阪の冬を代表する魚です。

小さなものは頭をとった丸干しで、大きめなものはさらに手間をか
けて開きで干され、そのまま焼くだけで骨まで食べられます。
お年寄りなど歯が弱い方にも丸ごと食べていただけます。



手間をかけて干すことからなかなか一般には出回りませんが、舞阪
の魚屋さんや、毎月第2・第4土曜日に開催される「カネサン竹中水
産朝市
」や、舞阪港南のYショップ舞阪みなと店、丸半堀江商店など
でご購入いただけます。

九州などではメヒカリで町おこしをする町があるほどおいしい魚、舞阪
の新しい名物になればと思っています。
お試しください。

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