今切の赤灯台 白灯台

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年11月07日 19:15



浜名湖が遠州灘に繋がる今切は、わずか幅200メートルの海道、
東岸は浜松市西区舞阪町、西岸は湖西市新居町となります。

舞阪港の船も新居港の船も、広い浜名湖に散在するマリーナや
係留場から多くのボートもここを通って遠州灘へ出ていきます。

遠州灘沖を航行する船には舞阪灯台が海路の目印、この灯台は
海に光を点滅させているため、舞阪側からその点滅を見ることは
できません。
浜名湖の入口には舞阪灯台のほか別に二基の灯台があります。

今切の舞阪側に遠州灘に突き出た防波堤の先に赤灯台はあり
ます。赤い灯台は浜名湖の入口を示す灯り、全方向に赤い光を
5秒に2点滅する小さな灯台です。

今切は陸(おか)から見ればわずかに海に突き出て見えますが、
白砂青松の遠州灘の海岸に突如として長く突き出たところ、遠州灘
から浜名湖へ戻る船やボートはこの赤灯台を目指して戻るのです。



赤灯台を過ぎて今切に入った船は今切を跨ぐ国道一号線浜名バイ
パスの浜名大橋をくぐれば白灯台が見えてきます。

この白灯台とテトラポットの防波堤は東の舞阪側、西の新居側の
航路を分けています。

白灯台は全方向に白い光を点滅し続け、今切内の航路の安全を
守っています。

舞阪と今切の三基の灯台が海へ、海からの船の安全を守ってい
るのです。

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