浜名湖 ササガニのオスメスの見分け方

イチロー@南浜名湖.com編集長

2012年07月14日 07:05



初夏から秋まで、南浜名湖舞阪港、雄踏港を賑わすご馳走といえ
ば「ササガニ」です。地元では「ガニ」と呼ばれて親しまれています。

ササガニとはガザミ(ワタリガニ)のこと、茹でる蒸すなど簡単な料
理で楽しめる浜名湖のご馳走です。

雄踏港の仲買人さんにオスメスの見分け方を教えていただきました
ので紹介します。



表になっている状態で見分けられたらガニの見立ての名人になれ
ます。
さて、右と左、どちらがオスでしょう。メスでしょう。

答えは左側がメス、右側がオスです。

オスはハサミ脚を体に引きつけるようにしています。メスはハサミ脚
をこのようにしている時が多いそうです。
さらにメスは全体的に丸く、オスは横幅があるという見分けもあるそ
うです。



ガニを裏返してみます。
こうすれば一目瞭然、メスの腹の中央は卵(外子(ソトコ))を抱えるた
めに大きくなっています。

オスはその部分が小さく尖っています。

ガニのオスとメス、さてどちらが美味しいか、これも諸説あるようです。
メスは内子(ウチコ=卵)を持っていればそれが美味しい、オスはメス
より身が詰まっているなど、好みはさまざまなようです。

浜名湖にお出かけになり、ガニを買うチャンスがありましたら参考にし
てください。

※取材協力:浜名漁協雄踏支所

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